J.D.パワー アジア・パシフィックは9月12日、日本クラウドサービス提供事業者顧客満足度調査の結果を発表した。
本調査は、法人向けのクラウドサービスに関する顧客満足度を調べたもので、IaaS/PaaS型クラウドサービス(ホスティング・レンタルサーバーも含む)に関する調査と、クラウド型グループウェアの販売・導入支援を行うシステムベンダーに関する調査の2つを実施した。
調査は全国の従業員規模50名以上の企業を対象として7月に郵送調査によって行い、IaaS/PaaS型クラウドサービスについては723社から、クラウド型グループウェア導入ベンダーについては585社から回答を得た。なお、IaaS/PaaS型クラウドサービスについては1回答社から最大2つのサービス事業者の評価を得ており、評価件数は820件となっている。
顧客満足度の測定にあたっては、IaaS/PaaS型クラウドサービスでは「サービス内容/品質」「障害・トラブル対応」「営業・導入対応」「コスト」の4つのファクターを、クラウド型グループウェア導入ベンダーについては「導入・構築対応」「導入後サポート」「コスト」「営業対応」の4ファクターをそれぞれ設定し、各ファクターの総合満足度に対する影響度をもとに、総合満足度スコアを算出している(1000ポイント満点)。
主な調査結果は以下の通り。
IaaS/PaaS型クラウドサービス
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