ソニー損害保険は、入口対策・出口対策・内部対策という多段階の対策を組み合わせることで、サイバーセキュリティに関する技術的な安全管理体制を強化する多層防御システムを導入した。入口対策では、疑わしい通信を仮想環境で再現・解析することでマルウェアなどを検知。
出口対策では、インターネット環境とイントラネット環境を分離することにより、ウェブサイト閲覧によるマルウェア感染やイントラネット環境からインターネットへの不正な通信を防止する。内部対策としては、さまざまな形式のファイルを自動で暗号化し保護することで、安全性を強化している。構築を手掛けたNECが9月23日、発表した。
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