野村證券(中央区)は、請求書業務をクラウド化することで外部業者や取引先への支払い処理プロセスを改善した。紙文書を中心とした従来プロセスの排除を進めている。
支払い処理についてはこれまでもさまざまな効率化に取り組んできた。最近では、神奈川県の事務センターに請求書を集めて読み取り、その情報を中国に送って入力することで費用削減を図っている。この方法でも請求書の輸送や読み取り、入力にかかる費用は課題として残り続けていた。
こうした課題を解決するために導入されたのが、インフォマートの電子請求書サービス「BtoBプラットフォーム請求書」だ。請求書の受け取り側と発行側の双方に導入して利用するもので、請求業務に関わる時間の短縮と費用の削減、生産性の向上を実現する。利便性や汎用性の高さが評価された。
紙の請求書を減らして費用を大幅削減
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