トレンドマイクロは、英国企業を対象に実施したランサムウェアに関する調査結果を発表した。それによると、ランサムウェアという事態に直面している調査対象企業の65%が身代金を最終的には支払うことになるという。そして、感染後に身代金を払ってデータを取り戻せた割合は45%にとどまる。
調査対象企業の44%が過去2年間にランサムウェアに感染しており、そのうち27%は2回以上ランサムウェアに感染した経験がある。なかには、5回も被害に遭った企業が存在する。要求された身代金は平均540ポンド。ただし、20%は1000ポンド以上要求されたとしている。
ランサムウェア感染を経験していない企業は、74%が脅威を甘く見ており、感染しても身代金など出さない、と回答した。しかし、実際には感染企業の65%が最終的には支払う結果になっているわけだが、払うと決断した主な理由は以下のとおりだった。
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