ファイル共有

「Samba」を使って簡単ファイル共有--インストールから設定まで

「Samba」を使用すると、Linuxマシンを「Windows」のワークグループに参加させ、そのワークグループ上のフォルダなどを共有することができる。ここでは、Sambaのインストール、設定、共有の作成について解説する。

 「Samba」は極めて強力なツールであり、Linuxサーバ/デスクトップからSMB/CIFSクライアントへのシームレスなファイル共有やプリンタ共有を作成することができる。Sambaを利用すれば、そのLinuxマシンを「Windows」ドメインに接続することも可能だ。しかし、Sambaの難解な側面に取り組む前に、まずはSambaを稼働させる必要がある。

 ここでは、Windowsドメインコントローラについては取り上げない。Windowsのワークグループに参加して、そのワークグループ上の全クライアントとフォルダを共有する方法について解説する。このタスクの方がはるかに簡単だ。

必要なもの

 Sambaを稼働させるのに必要なものは、それほど多くない。以下のものが必要だ。

  • Windowsワークグループ
  • Linuxマシン
  • 少しの時間

 本記事では「Ubuntu 16.04」を使って説明を進めていくが、このプロセスはほとんどのLinuxディストリビューションで同じように機能するはずだ。まず、ワークグループ上での匿名共有が可能なフォルダを作成し、次にパスワードで保護された共有を作成する。

 注意:使用しているLinuxディストリビューションに応じて、命令を変更する必要がある。

Sambaをインストールする

  1. Linuxマシンでターミナルウィンドウを開く。
  2. sudo apt-get install -y samba samba-common python-glade2 system-config-samba」コマンドを実行して、必要なソフトウェアをインストールする。
  3. 「sudo」のパスワードを入力して、Enterキーを押す。
  4. インストールが完了するまで待つ。

 以上だ。これでSambaがインストールされ、起動する。

Sambaを設定する

 Sambaのメインの設定ファイルは「/etc/samba/smb.conf」だ。このファイルをバックアップして、特定のコンテンツを含む新しいファイルを作成するようアドバイスする人も多いだろう。だが、筆者はこの設定ファイルを使うことをお薦めする。このファイルの方が、自分でインストールしたSambaリリース向けに適切にチューニングされているからだ。

 デフォルトの設定ファイルは必ずバックアップしておこう。元のファイルを安全に編集し、何かあったときに有効なコピーをいつでも利用できるようにするためだ。設定ファイルをバックアップするには、以下のコマンドを実行する。

sudo cp -pf /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.bak

 次に、任意のテキストエディタで「/etc/samba/smb.conf」ファイルを開き、変更を加える準備をする。

 以下の1行を探そう。

workgroup = WORKGROUP

 WORKGROUPを変更して、使用しているネットワークで必要な内容を反映させる。

 次に編集するセクションは、ずっと下にある「Share Definitions」だ。その項目の下までスクロールして、以下の文字列を追加する。

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