NXPowerLiteのポイント
- 文書や画像のデータを軽量化して、ストレージの利用効率を高める
- Word、Excel、PowerPoint、JPEG、TIFF、PDF、ZIPのファイル形式に対応
- 最大50分の1のファイルサイズに軽量化する
NXPowerLiteの製品解説
オーシャンブリッジの「NXPowerLite」は、文書や画像のデータを軽量化して、ストレージの利用効率を高めるファイル軽量化ソフトだ。Word、Excel、PowerPoint、JPEG、TIFF、PDF、ZIPのファイル形式に対応。ネットワーク負荷の軽減やファイル保存先の容量不足の解消に役立てられる。最大50分の1のファイルサイズに軽量化するとしている。
具体的には、文書ファイルに含まれる画像データの品質を調整してファイルサイズを圧縮する。例えば、Word文書に数MバイトのJPEGデータを貼り付けた場合、保存ファイルにはオリジナルサイズの画像データが保持される。これにファイル軽量化の処理をすると、文書上で適切な画質の画像に調整され、数十Kバイトに圧縮される。さらに、Office文書の場合は、不要なメタデータや「高速保存」の情報を削除する仕組みとなっている。圧縮レベルを調整する機能も備える。
デスクトップPCで動作する「デスクトップエディション」は、ファイルをアイコンにドラッグ&ドロップするだけで利用できる。また、OfficeのアドインメニューやWindowsエクスプローラの右クリックメニューからも軽量化を実行できる。一度に複数のファイルを軽量化することも可能だ。
ファイルサーバで動作する「ファイルサーバエディション」は、フォルダとファイルの種類と軽量化の有無を設定し、「開始」ボタンを押すといった利用方法になる。スケジュールを設定し、定期的に自動実行することも可能だ。軽量化が終了した際に、ファイル形式ごとの削減容量などをまとめて表示するレポート機能も備えている。
ファイル軽量化機能を使ったアプリケーションを開発するための「ソフトウェア開発キット(SDK)」も用意している。

デスクトップエディションの画面例(オーシャンブリッジ提供)
用途と機能 | 文書や画像のデータを軽量化して、ストレージの利用効率を高めるファイル軽量化ソフト |
---|---|
特徴 | ネットワーク負荷の軽減やファイル保存先の容量不足の解消に役立てられる。Word、Excel、PowerPoint、JPEG、TIFF、PDF、ZIPのファイル形式に対応。最大50分の1のファイルサイズに軽量化する |
税別価格 | ファイルサーバエディション:50万円(1ライセンス)から デスクトップエディション:7万円(10ライセンス)から |
導入企業 | 兼六土地建物、パナソニックESネットワークス、かんでんエンジニアリング、アクロス、クボタ環境サービス、ノバレーゼ、など |