OS

25周年を迎えたLinux--これまでに乗り越えた障害と功績を振り返る

これまでにいくつもの指標を達成してきたLinuxが、2016年8月に25周年を迎えた。ライターのJack Wallen氏がその功績を讃えつつ、軌跡を振り返る。

 若きLinus Torvalds氏が運命的なメッセージを送付したのは、25年前の1991年8月25日のことだった。

 minixユーザーのみなさん、こんにちは。僕は今、386(486)ATクローン向けに(無料の)OSを開発しています(単なる趣味で、GNUのように大きくて専門的なものではありません)。4月に開始して、だんだん準備が整ってきたところです。僕の作っているOSはちょっとminixに似たところがあるので(例えば、実用的な理由でファイルシステムの物理的なレイアウトは同じです)、minixの好きなところ、嫌いなところなど、フィードバックをいただけないでしょうか。Bash(1.08)とGCC(1.04)のポートは完了しており、ちゃんと動いているようです。つまり、数カ月以内に何らかの実用的なものができあがるということで、みなさんがどんな機能を一番求めているのか知りたいのです。どんな意見も大歓迎。ただ、その意見を全部反映できるかどうかはわかりません。:-)

 Linus(torv...@kruuna.helsinki.fi)P.S. このOSにminixのコードは全く使っておらず、マルチスレッドファイルシステムとなっています。ポートはできませんし(386タスクスイッチなどを活用しています)、ATハードディスク以外をサポートすることはないと思います。というのも、僕はATハードディスクしか持っていないのです。:-(

 皆、このメッセージを幾度となく目にしたに違いない。当時一部の開発者に向けられたこのシンプルなメッセージと、最近Linux Foundationが発表した次のレポートを比較してみよう。

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