楽々ProcurementIIのポイント
- 購入依頼から見積もり、発注、入荷検収までの購買業務全般をカバー
- 単価契約品自動発注や都度見積もり、事前参考見積もりなど、日本の商習慣に対応した機能を標準提供
- ワークフロー機能を備えており業務ごとに承認フローを定義できる
楽々ProcurementIIの製品解説
住友電工情報システムの「楽々ProcurementII」は、購入依頼から見積もり、発注、入荷検収までの購買業務全般をカバーするウェブ購買システムだ。単価契約品自動発注や都度見積もり、事前参考見積もりなど、日本の商習慣に対応した機能を標準で提供する。
ワークフロー機能を備えており業務ごとに承認フローを定義できる。注文書などの帳票は全てPDF形式で作成、保管される。案件に電子ファイルを添付する機能を備えるので、購買業務を電子化できる。30種類のインターフェースを用意しており、会計システム、ERPパッケージ、人事システム、生産管理システム、販売管理システムなどと連携可能だ。多言語、多通貨にも対応する。
サプライヤー(供給業者)が管理するカタログサイトと連携する機能も備えている。カタログサイトで選択した商品を社内の承認手続きを経て発注することが可能だ。これによって、カタログのメンテナンスが不要になる。
機能の違いによって、(1)フル機能、大規模向けの「GL」、(2)フル機能、中規模限定の「GS」、(3)購買部門、大規模向けの「SL」、(4)購買部門、中規模限定の「SS」、(5)取引先との電子データ交換(EDI)専用、大規模向けの「EX」――の5モデルがある。
バージョン7.3では、経理処理や実績集計に必要な管理項目を追加できるようになった。管理項目はこれまで追加提供だった。

楽々ProcurementIIの機能概要(住友電工情報システム提供)
用途と機能 | 購入依頼から見積もり、発注、入荷検収までの購買業務全般をカバーするウェブ購買システム |
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特徴 | 単価契約品自動発注や都度見積もり、事前参考見積もりなど、日本の商習慣に対応した機能を標準で提供する。ワークフロー機能を備えており業務ごとに承認フローを定義できる |
税別価格 | 従業員数が最大200人の「SS」モデルで初期導入費は最大1000万円 |
導入企業 | 住べ情報システム、シオノギ総合サービス、三井化学、など |