運用管理ソフト サイオステクノロジー

SIOS iQ:機械学習応用の仮想化環境向け運用分析ツール--性能問題を予測

IT運用分析ツールの「SIOS iQ」は、機械学習を利用して仮想環境などでアプリケーションの稼働状況を包括的に監視、分析、最適化する。1週間先の可能性のある性能問題も予測する。

SIOS iQのポイント

  • 仮想環境などでアプリケーションの稼働状況を包括的に監視、分析、最適化
  • システムに存在する全てのオブジェクトの振る舞いと関連性を分析、学習する
  • 1週間先までに発生する可能性のある性能問題を予測してレポートする機能を搭載

SIOS iQの製品解説

 サイオステクノロジーの「SIOS iQ」は、機械学習を利用したIT運用分析ツールだ。仮想環境などでアプリケーションの稼働状況を包括的に監視、分析、最適化して、アプリケーションのパフォーマンス、効率性、信頼性を確保する。

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 システム運用で発生するデータを分析し、運用に関わる意思決定を支援するもの。システムに存在する全てのオブジェクトの振る舞いと関連性を分析、学習する機能を備えており、問題を検出すると自動で根本原因と影響範囲を分析する。

 主な機能として、(1)性能問題の原因分析、(2)フラッシュストレージを使用したリードキャッシュの最適化、(3)リソースの最適化――がある。

 (1)は、仮想環境に存在するオブジェクトの振る舞いと相関関係をモニタして、アプリケーションの性能上の問題を引き起こす可能性のある潜在的な原因となる振る舞いを検出。同時に、検出したさまざまな例外的事象の関係性を推察して、問題の原因となるオプジェクトや事象を見つける。

 (2)は、ホストマシンで「VMware vSphere Flash Read Cache(vFRC)」やフラッシュストレージを使用したリードキャッシュを構成する際に用いる。アプリケーションの振る舞いを学習することで、キャッシュサイズなど適切なキャッシュの設定を分析して導き出す。

 (3)は、使用されていない仮想マシンを特定する際、期間を指定してキーとなるパラメタを参照し、削除して問題が起こらないかどうかを判断するための機能。不要スナップショットを特定することも可能で、浪費されているストレージを解放する際の判断にも使える。

 1週間先までに発生する可能性のある性能問題を予測し、ダッシュボード上でレポートする機能も搭載。さらに、CPUやメモリが過剰に割り当てられた仮想マシンを検出し、CPUやメモリが慢性的に不足している仮想マシンにリソースを再配分することもできる。

 同社はSIOS iQを、1物理ホストに1ライセンスを利用するサブスクリプション形式で提供。無償版のFree Editionも用意する。

SIOS iQのPerformance Forecastingダッシュボード画面
SIOS iQのPerformance Forecastingダッシュボード画面。性能問題の発生予測を表示する(サイオステクノロジー提供)
SIOS iQのまとめ
用途と機能機械学習を利用したIT運用分析ツール
特徴仮想環境などでアプリケーションの稼働状況を包括的に監視、分析、最適化して、アプリケーションのパフォーマンス、効率性、信頼性を確保する
税別価格Standard Editionが12カ月間のサブスクリプション形式で24万円。Free Editionは無償

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