Technavio Researchは、世界データセンター向けストレージ市場の主要ベンダー5社を発表した。2016年から2020年の5年間における主要ベンダーとして、Dell、EMC、Hewlett Packard Enterprise(HPE)、IBM、NetAppを挙げている。企業で生成、処理されるデータの量が増えるため、既存ストレージベンダーの競争は非常に激しいという。
ストレージシステムの種類別で見ると、フラッシュストレージの利用が増えていく見通し。それに対し、ストレージエリアネットワーク(SAN)はデータセンターで多く導入されるのに対し、ネットワークアタッチトストレージ(NAS)および直接接続型ストレージ(DAS)は比較的導入が少ない。ただし、導入条件は業務データ処理の必要性に応じて大きく異なる。
主要ベンダー5社の概要は以下のとおり。
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