IDCは、世界タブレット市場に関する調査結果の速報値を発表した。それによると、2016年第2四半期のメーカー出荷台数は3870万台で、前年同期の4410万台に比べ12.3%減だった。
この出荷台数は、スレート型とデタッチャブル型の両タイプを合わせた数値。スレート型は、その数が減少続きだが、出荷台数の4分の3以上を占めている。
タブレットの出荷台数をOS別で見ると、Androidが65%でもっとも多く、次いでiOSの26%。残りがWindowsとなる。ただし、Ubrani氏は「現時点では、AndroidがiOSやデタッチャブル型Windowsに対抗するのは難しい」と指摘した。しかし、「今後12カ月から18カ月は、Googleがマルチタスク対応を改善させた次期Androidをリリースし、AndroidとChrome OSをまとめ始めることから、興味深いことになるだろう」と話す。
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