Googleの各種製品とサービスを使っているユーザーなら、Googleアカウントを2つ持っていると思われる。そして、学校や職場で「Google Apps」を使っている人は、まず間違いなく2つ持っているはずだ(もちろん、皆さんをスパイして知ったわけではない)。
Googleアカウントを2つ持つ理由は、おそらくGoogleもしくはGoogle Appsの管理者から許可されていない操作をしたいからだろう。例として、以下のような操作が考えられる。
- 新アプリ「Google Spaces」を試したい:Googleは、Google Apps用アカウントでのログインを許可していない。
- 「Google Play Music」のファミリープランに申し込みたい:「Google Apps for Work」用アカウントでは申し込めない。
- 「Google Takeout」でデータをエクスポートしたい:Google Appsの管理者が許可していない可能性がある(筆者の教えている大学では、卒業時に自分のファイルを簡単にエクスポートできなくて面倒だと気付く学生が出た)。
こうした目的から、最終的に2つ(または、それ以上の)Googleアカウントを持つことになる。以下では、複数アカウントの管理方法を説明しよう。
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