2016年7月に配信が始まった「Pokemon Go」は、拡張現実(AR)を一般の人々に広め、またそうすることでARがお金になることを証明するという、2つのことを同時にやってのけた。実際、あっという間に米国史上で最もヒットしたモバイルゲームになった。
しかし、その人気の代償もあった。GPS座標と現実世界のランドマークが使われていることから、ホロコースト博物館やアウシュビッツのような場所に、ポケモンを捕まえることだけを目標とするプレイヤーたちがやってきた。また、強盗がPokemon Goを使ってプレイヤーを人目のないところに誘い出す事件も起きている。
だが、Pokemon Goを通じてたくさんの人が知り合い、ゲーム内で獲得したタマゴを孵化させるために、多くの人が運動をするようになった。それだけではない、関連企業に1日あたり推定160万ドルを稼がせている。
読み間違いではない。1日に160万ドルだ。そして、あなたの会社もPokemon Goで儲けることができる。そのためには、まずこのゲームを理解する必要がある。
残り本文:約2520文字 ログインして続きを読んでください。