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ビジネス向けチャットツール「Slack」--大学の講義にも有用

「Slack」は、大学の教室において対話を促し、「Google Docs」などのウェブ対応コラボレーションツールを補完してくれる。大学での活用例を紹介しよう。

 筆者は、非営利団体と政府機関におけるIT活用方法を学生に紹介するための講義を、ある大学で担当している。そして、人気の高い企業向けビジネス用メッセージングツール「Slack」が大学の教室でも役立つと、この仕事を通じて学んだ。

 学生達には、社会に出てから実際に使うであろうソフトウェアツールを講義の際に使ってみるよう求めている。そのため、筆者は講義で「Blackboard」などおなじみの学習管理システム(LMS)を使わない。LMSは教師の仕事を楽にしてくれるだろうが、学生の立場で考えると、将来このツールを仕事で使うのは教壇に立つ者だけだ(ただし、筆者は成績表はBlackboardに投入している)。

 講義は、シラバス(学習計画)、講義内容、プロジェクト、対話という情報処理の4本柱で構成される。2016年初めの段階で、筆者は「Wordpress」、Slack、各種Google製アプリの組み合わせを試してみた。シラバスにはWordpressを使ったが、そのほかの作業では、GoogleのDocs、「Sheets」「Slides」「Drawings」「Maps」「YouTube」や、「Quip」「MindMeister」「Padlet」「Penflip」など、学期中さまざまなツールを利用した。

 Slackの設定は簡単だった。無料アカウントでサインアップし、講義用チームに参加するよう学生を招待しただけだ。出席者の少ないクラスだったので、各学生の名前とメールアドレスは手入力した。この作業は、学生の名前を覚えるのに役立ったと思う。

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