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Excel主流の財務管理が直面するリスク--「Excel=低コスト」が成り立たない理由

Excelは財務や資金を管理するのに一番コストを抑えられるツールだと考えられがちだ。しかしながら、さまざまなリスクを考えると、必ずしもそうとは限らない。Excel主流の財務管理が直面するリスクを解説する。

グローバル財務部門が直面するリスクとは

 米Kyribaが英コーポレート・トレジャラー協会(Association of Corporate Treasurers:ADC)と共同で実施したアンケート調査では、昨今の財務が直面しているリスクに触れました。

 今後の増加が見込まれるリスク要因は、(1)為替リスク、(2)銀行などのカウンターパーティーリスク、(3)マクロ経済学的リスクなど、外部要因が主な懸念点として挙げられました。ここ数年の世界的な金融危機、信用危機は記憶に新しいでしょう。

 しかし、各企業が感じた「リスク」は、どのようなプラットフォームで財務や資金を管理していたかに影響されています。特に、「Microsoft Excel」などの表計算ソフトで全ての財務管理をしている企業と、財務管理システム(Treasury Management System:TMS)や統合基幹業務システム(ERP)の財務管理モジュールを導入している企業とでは、リスクを感じる要因が異なりました。

財務管理担当者のアンケート結果

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