WAF アカマイ・テクノロジーズ

Kona Site Defender:DDoS攻撃への緩和機能を兼ね備えたクラウド型WAF

WAFサービスの「Kona Site Defender」は、DDoS攻撃への緩和機能を兼ね備えている。トラフィックをネットワーク基盤が仲介して攻撃を緩和する。DNSサーバの情報を書き換えるだけで数時間で利用できる。

Kona Site Defenderのポイント

  • DDoS攻撃への緩和機能を兼ね備えたクラウド型WAF
  • DNSサーバの情報を書き換えるだけで数時間で利用可能
  • 10万台以上のサーバで構成するクラウドネットワーク基盤と連携

Kona Site Defenderの製品解説

 アカマイ・テクノロジーズの「Kona Site Defender」は、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃への緩和機能を兼ね備えたウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)サービスだ。ユーザー企業のサーバへのトラフィックを同社のネットワーク基盤が仲介する通信形態にして、攻撃を緩和する仕組みだ。

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 ユーザー企業のDNSサーバの情報を書き換えるだけで数時間で利用可能になるとしている。同社のセキュリティ監視センター(SOC)を通して、24時間365日の監視とサポートを提供する。

 世界最大手のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)事業者である同社は、世界中に分散している10万台以上のサーバで構成するクラウドネットワーク基盤「Akamai Intelligent Platform」を運用中だ。Kona Site Defenderは、これと連携するサービスである。サービスを利用すると、ユーザー企業のサーバへ届くトラフィックが、この基盤を通過する形態になる。

 DDoS攻撃は、通信容量をあふれさせるレイヤ3とレイヤ4の攻撃と、ウェブアプリケーションを狙ったレイヤ7の攻撃に分類できる。レイヤ3とレイヤ4への攻撃に対しては、10万台以上のサーバがトラフィックを吸収あるいはレスポンスを返してしまうので、攻撃を大きく緩和できる。ネットワーク構成などにもよるが、通常のDDoS攻撃であればサービス停止を回避できる。

 レイヤ7への攻撃に対しては、同社の基盤上にあるWAFが対処する。WAFには、同社が不正なアクセスと定義している「Konaルール」が搭載される。これには、プロトコル違反やリクエスト制限違反、HTTPポリシー違反、悪意のあるロボット、インジェクション攻撃、バックドア型トロイの木馬などが定義されており、これらの攻撃を防御する。

Kona Site Defenderのまとめ
用途と機能DDoS攻撃への緩和機能を兼ね備えたクラウド型WAF
特徴通信容量をあふれさせるレイヤ3とレイヤ4の攻撃、ウェブアプリケーションを狙ったレイヤ7の攻撃に対処する
導入企業 サードウェーブソリューションズ、Boston Scientific、Schneider Versand、など

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