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継続的な改善を繰り返すには--モバイルアプリの運用保守とmBaaSの活用事例

モバイルアプリの運用保守のポイントと、モバイルアプリの開発実行環境となるmBaaS「Oracle Mobile Cloud Service」の活用事例を取り上げる。

mBaaSの活用事例

従業員の勤怠管理と承認申請を支援するアプリ

 それでは次に、Oracle Mobile Cloud Serviceの活用事例を紹介します。まずはOracleの社内事例として、従業員向けの「タイムカード&承認申請アプリ」を取り上げます。

タイムカード&承認申請アプリ

 従業員は自宅や外出先など、どこからでも仕事の「開始」と「終了」をアプリ画面から“宣言”できます。出張や休暇取得、物品購入などの申請についても、わざわざ出社して手続きをする必要はありません。アプリから申請すると、ワークフローに従って上長や関係者にその内容やデータが回覧され、承認が進んでいく仕組みです。

 Oracle Mobile Cloud ServiceとJavaScript開発ツールキット「Oracle JavaScript Extension Toolkit(Oracle JET)」を用いることで、アジャイル開発を実現しています。

公共施設の補修と修繕を支援するアプリ

 米ニューヨーク市の地下鉄などの公共交通機関を運営する独立法人Metropolitan Transportation Authority(MTA)は、市内の橋やトンネル内で発生した事故の履歴をシステムに記録して補修と修繕の作業に役立てています。これをモバイルアプリに対応させました。

New York Metro Transport Authorityのモバイルアプリ

 Oracle Mobile Cloud Serviceを使って、既存システムに手を加えることなくモバイル対応を完了。さらにmBaaSが提供するAPIと開発フレームワーク「Oracle Mobile Application Framework」を組み合わせることで、スマートフォンのカメラ機能で撮影した写真データやGPSの位置情報を取り込んだり、Google Mapなどの地図情報サービスと連携したりできるようになりました。

 開発チームはモバイルアプリの中核機能を実装することに注力し、開発期間を大幅に短縮できました。mBaaSのメリットをフルに活用した事例といえます。

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