IDCは、世界タブレット市場に関する調査結果を発表した。それによると、2016年の出荷台数は2年連続で減少し、前年に比べ9.6%少なくなると見込む。ただし、2018年には、デタッチャブル型タブレットの出荷拡大と、需要が継続的にある安価なスレート型タブレットの影響で、全体の出荷台数がわずかに回復すると予想している。
タブレット市場全体に占めるデタッチャブル型の割合は現在16%だが、IDCはこれが2020年に31%まで拡大するとした。
タブレットメーカーは規模の大小にかかわらず、徐々にデタッチャブル型へと軸足を移しつつあるという。すでにその影響は、タブレット製品の種類増加、平均販売価格(ASP)の下落、消費者のデタッチャブル型に対する認知度向上、という結果になって現れている。
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