PowerFolderのポイント
- BI機能を備えたデータ管理ソフト
- RDBのようなデータ管理機能を持つ
- 専門知識がなくてもデータを集計、分析できる
PowerFolderの製品解説
エイコットの「PowerFolder」は、ビジネスインテリジェンス(BI)機能を備えたデータ管理ソフトである。リレーショナルデータベース(RDB)のようなデータ管理機能を持ち、SQLなどの知識がなくても、データの集計や分析をはじめ、グラフ、レポート、ダッシュボードなどを作成できる。
蓄積した表形式データを整理、分類、抽出して、さまざまな視点や条件からデータを集計、分析できる。一覧表示した検索結果は、視点や条件を変更、追加したりしながら繰り返し集計できる。
「見出」「条件」「列挙」の3種類の仮想的なフォルダを組み合わせて表形式のデータを検索、整理、分類する。フォルダをクリックすると、そこに設定されている指示に従って実データからデータを検索して表示する仕組みとなっている。
見出フォルダは、下位のフォルダを識別しやすくするための見出しに使う。条件フォルダでは、ANDを直列、ORを並列に作図して検索条件を設定。列挙フォルダは、指定するカラムの内容が重複しないようにフォルダを自動生成する。
複数の表を関連付ける「表の結合」機能を装備。例えば、商品、顧客、従業員など独立した表を販売管理の表に関連付けて、1つの表のように扱うことができる。
データを集計した結果をグラフ表示、印刷、ファイル保存できる。HTML形式で出力することも可能で、集計結果はHTMLのテーブルに、グラフはGIF形式のイメージファイルに変換する。
文字列操作、カラム間の演算、日付、他表のデータ操作などに用いる基本的な組み込み関数を用意する。拡張カラムに記述した関数はデータを検索する時に実行し、フォルダに記述した関数は実行する場面を設定できる。
ほかに、CVS形式データの入出力、操作ログの記録、アクセス制御などの機能を備える。アクセス制御では、表、フォルダ、レコードの単位で、登録した利用者あるいはグループごとにアクセス権を設定できる。

PowerFolderの画面(エイコット提供)
用途と機能 | BI機能を備えたデータ管理ソフト |
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特徴 | RDBのようなデータ管理機能を持ち、SQLなどの知識がなくても、データの集計や分析をはじめ、グラフ、レポート、ダッシュボードなどを作成できる |
動作環境 | Windows |
表に関する仕様 | 最大カラム数/表:6万4000、最大レコード長:120Kバイト、最大レコード数/表:約40億、最大サイズ/表:52Gバイト |
税別価格 | 8万8000円 |