高速機関のポイント
- 独自開発のインメモリ技術を用いたデータ処理エンジン
- SQLとプロシージャを高速実行する
- ODBCとJDBCを使用して、固有システムやアプリケーションに実装可能
高速機関の製品解説
高速屋の「高速機関」は、独自開発のインメモリ技術を用いたデータ処理エンジンである。大量データの分析や解析に特化したインメモリ技術でSQLとプロシージャを高速実行する。ODBCとJDBCを使用して、固有のシステムやアプリケーションへの実装が可能である。
大容量メモリを効率よく割当、解放できるメモリ管理機構を搭載。マルチコアCPUに対応したオーバーヘッドの少ない並列処理が可能なスケジューリング機構により、大規模データの高速処理を実現した。
また、データベースへの登録処理(ローディング)を高速化。追加登録、洗い替え、その他の大量データのバッチ処理を高速実行できるようにした。データベースが一般に不得手とする文字列中間一致検索も高速実行できる。
データをメモリに展開する際に、辞書化とIDテーブルにより、テーブルサイズを元データ以下にコンパクト化。1クエリあたり1CPUコアの高速実行により、多重クエリにおいて高いスループットを実現する。
最新版の「高速機関6」では新たにビュー機能を搭載。テーブルの結合を伴わない方式を採用して、ビューテーブルによる高速処理を実現した。ユーザーは正規形テーブルのスキーマ構造にとらわれないシンプルなテーブル参照が可能になった。
高速機関6ではさらに、開発運用支援ツールとして「YUKI-GDP Explorer」を提供する。同ツールは、データベース設計やSQL/プロシージャ開発を支援する機能、テーブルやリソースの統計トレース機能、SQL実行時間やリソース使用状況のリアルタイム監視機能を備える。

高速機関の適用領域と提供機能(高速屋提供)
用途と機能 | 独自開発のインメモリ技術を用いたデータ処理エンジン |
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特徴 | 大量データの分析や解析に特化したインメモリ技術で、SQLとプロシージャを高速実行する。ODBCとJDBCを使用して、固有のシステムやアプリケーションへの実装が可能 |
導入企業 | アルペン、藤久、など |