Thunderbusのポイント
- オンプレミスのデータをクラウドで利用可能にするデータ連携ツール
- 専用線やVPNを使わず、HTTPSでデータを連携する
- 外出先や出張先から社内データを参照することも可能
Thunderbusの製品解説
アプレッソの「Thunderbus」は、オンプレミス環境のデータをクラウドで利用できるようにするデータ連携ツールである。専用線や仮想私設網(VPN)を使わずに、オンプレミス環境のマシンにある特定のファイルやフォルダを、クラウド側と安全に連携させられる。
クラウド側に「Thunderbus Server」、オンプレミス側に「Thunderbus Agent」をそれぞれインストールして起動し、公開したいフォルダを設定するだけで利用できる。Thunderbus ServerとThunderbus Agentの間はHTTPSでデータを連携する。
クラウドにデータを置かずに、オンプレミスにあるシステムやPCに保存したデータはそのままに、クラウドアプリケーションからデータを参照する。外出先や出張先からインターネット経由で、社内のオンプレミス環境のデータを参照するといったことも可能。
例えば、店鋪PCのExcelにデータを入力してローカルに保存すれば、Thunderbusが本社で管理するパブリッククラウドのシステムにExcelのデータを自動的に保存するといった使い方が可能だ。
同社のデータ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」でThunderbusを利用するための専用コネクタ「Thunderbusコネクタ」を標準装備。Thunderbusで共有しているデータをDataSpider Servistaで演算、変換してさまざまなシステムと連携できる。

Thunderbusの活用例(アプレッソ提供)
用途と機能 | オンプレミス環境のデータをクラウドで利用できるようにするデータ連携ツール |
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特徴 | 専用線や仮想私設網(VPN)を使わずに、オンプレミス環境のマシンにある特定のファイルやフォルダを、クラウド側と継ぎ目なく安全に連携させられる |
対応OS | Thunderbus Server:Windows Server 2008/2012 Thunderbus Agent:Windows Server 2008/2012、Windows 7/8/8.1/10 |
税別価格 | 基本構成(Thunderbus Server×1、Thunderbus File Agent×5、Thunderbusユーザー×5)のパッケージライセンスが100万円、月額ライセンス&サポートが5万8000円 |
導入企業 | アイランドゴルフ、など |