デリバリーセンターのポイント
- テレワークに必要な機能をまとめて提供するSaaS
- PCやスマートフォン、タブレットのブラウザから利用できる
- 報告書やチャットなど大きく6つの機能で構成
デリバリーセンターの製品解説
インターコムの「デリバリーセンター」は、テレワークに必要な機能をまとめて提供するSaaSである。PCやスマートフォン、タブレットのブラウザから利用できる。「フィールドボード」「ビジネスメッセンジャー」「給与明細配信」「ドキュメント管理」「ネットディスク」「一斉連絡」という大きく6つの機能で構成する。
フィールドボードは、社外での勤務が多いフィールドワーカーや営業担当者の現場報告を支援する機能。定型的な報告書としてテンプレートを用意するほか、利用者が自由に設計できる。画像や動画をアップロードする機能や地図を表示する機能などを報告書に埋め込むことも可能だ。フォルダ単位で利用者ごとのアクセス制限を設定する機能や、作成済みの報告書を条件を指定して絞り込む機能も備えている。
ビジネスメッセンジャーは、従業員同士のコミュニケ―ションを支援するチャット機能。利用者または部門を選んでチャットルームを作成できる。チャットルームに参加している利用者間でファイルを共有する機能も備えている。チャットルーム名やチャットメッセージ、発言者を対象としてチャット内容を検索することも可能だ。
給与明細配信は、給与ソフトのデータをもとに、給与明細書、賞与明細書、源泉徴収票を電子データとして作成配信する機能。「給与奉行」「PCA給与」「給与大臣」「SMILE BS 人事給与」などの給与計算ソフトのデータをデリバリーセンターに取り込めるようにCSVファイルへ変換する機能を備えている。
ドキュメント管理は、各種のドキュメントファイルをクラウド上で管理し、タブレットやPCなどから読み出せるようにする機能。ドキュメント管理者は、フォルダを作成し、利用者や部署単位でアクセス権限を付与することが可能だ。
ネットディスクはオンラインストレージ機能である。メッセージやダウンロード用URLをメールで通知することでファイルを共有できる。ファイル公開期間やダウンロード回数を設定することも可能である。

デリバリーセンターのイメージ図(インターコム提供)
用途と機能 | テレワークに必要な機能をまとめて提供するSaaS |
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特徴 | フィールドボード、ビジネスメッセンジャー、給与明細配信、ドキュメント管理、ネットディスク、一斉連絡という大きく6つの機能で構成。PCやスマートフォン、タブレットのブラウザから利用できる |
税別価格 | エコノミー(最大500ユーザー、ストレージ5Gバイト):月額3万5000円(年額契約では年間で35万円) スタンダード(最大1500ユーザー、ストレージ10Gバイト):月額5万円(同50万円) |