Shell Control Boxのポイント
- サーバへのアクセスを管理、監視できるプロクシゲートウェイ
- アクセスを管理し、ユーザーの操作を記録する
- SSHやRDPなどのプロトコルを透過的に監査する
Shell Control Boxの製品解説
ジュピターテクノロジーの「Shell Control Box」は、サーバアクセスを管理、監視するためのプロクシゲートウェイ。機密データへのアクセスの管理、管理者などの特権ユーザーの監視が必要な大企業に導入されているという。
リモートサーバ、仮想デスクトップ、ネットワーク機器へのアクセスを管理し、ユーザーの操作を記録する機能がある。操作は動画で再現することも可能だ。金融、公益事業、製造、通信、ホスティングプロバイダー、IT部門からのアウトソーシング企業などでの利用に向くとしている。
システム担当者を管理するため、サーバ管理に使用されるSSHやRDPなどのプロトコルを透過的に監査する。例えばサーバ設定の間違い、データベース操作、突然のシャットダウンといったイベントの引き金になった操作を監査トレイルからすぐに取り出すことができるという。
クライアント/サーバ(C/S)間の接続を分断し、通過するすべてのトラフィックを検査することもできる。Shell Control Boxを間に挟むため、C/S間で直接転送されるデータはなくなる。プロトコル違反や非正常データはサーバを攻撃から保護するために拒否され、サーバアプリケーションの脆弱性を狙う未知の攻撃にも対処できる。

Shell Control Boxの対象プロトコル(ジュピターテクノロジー提供)
用途と機能 | サーバのアクセスを管理、監視するためのゲートウェイ |
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特徴 | リモートサーバ、仮想デスクトップ、ネットワーク機器へのアクセスを管理し、操作を記録できる |
税別価格 | ハードウェアアプライアンスの場合、1年間のサポート費用込みの初年度導入費用が416万5000円 |