ネットスプリングの「SSOcube」は、アプライアンス形態のシングルサインオン(SSO)製品だ。認証サーバとして動作するハードウェアに、ソフトウェア機能や運用管理に必要な機能を実装してあるため短期間で導入できる。
クライアントPCに常駐するエージェントが画面を識別し、ログインIDやパスワードなどを入力する「代理入力方式」を採用している。「Google Apps」や「Office 365」などのウェブアプリケーションに限らず、クライアントPC上で稼働する業務アプリケーションなどでも利用可能だ。
セキュリティ対策として、ソフトウェア方式のワンタイムパスワード機能をオプション提供する。あらかじめ登録されたパターンにしたがってマトリクスから数字列を入力する仕組みである。
VMware vSphereなどの仮想環境で利用するための仮想化アプライアンス版もある。

ワンタイムパスワード機能の利用例(ネットスプリング提供)
用途と機能 | アプライアンス形態のSSO製品 |
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特徴 | 認証サーバとして動作するハードウェアに、ソフトウェア機能や運用管理に必要な機能を実装してあるため短期間で導入できる |
税別価格 | 本体は225万円、保守ライセンス更新費は年額28万円から |