アルプスシステムインテグレーションの「InterSafe WebFilter」は、ゲートウェイ型のウェブフィルタリングソフトである。クライアントPCによる不正サイトへのアクセスや書き込みを防止したり、情報漏えい、マルウェア感染、私的利用を防止したりする機能がある。
標的型攻撃の手法でよく利用されるドライブバイダウンロードサイトへのアクセスを遮断する。マルウェア感染を未然に防止する「入口対策」と、クライアントPCがマルウェアに感染した場合であってもサーバとの通信経路を遮断して悪意ある情報搾取を防御する「出口対策」の両方の機能がある。
トレンドマイクロやシマンテックが提供する主要なマルウェア対策ソフトと連携可能で、ウェブ経由のマルウェア侵入を防ぐ。脅威サイトへのアクセスを遮断するフィルタリング機能と併用することで、入口対策をより強固にできる。
無償でバンドルしているログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」「LogLyzer」を使うと、アクセスログを閲覧分析できる。組織内の誰が、いつ、どんなサイトで、何を行ったのかを明らかにできるため、アクセス管理の改善や問題行動の調査に役立てられる。

InterSafe WebFilterのイメージ図(アルプスシステムインテグレーション提供)
用途と機能 | ゲートウェイ型のウェブフィルタリングソフト |
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特徴 | クライアントPCによる不正サイトへのアクセスや書き込み、情報漏えい、マルウェア感染、私的利用を防止する |
税別価格 | 1~5人の1年契約で5万円 |
導入企業 | さなる、高木証券、など |