BI アシスト

第3回:事例に学ぶ「セルフサービスBI」導入の3つのポイント

 これまでの記事(第1回第2回)では、セルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)の特徴やメリット、注意すべき点などを業務部門、IT部門の両方の視点から解説しました。

 今回は、セルフサービスBIを導入している企業の事例から、各社がどのような効果を狙っているのかを読み解きながら、セルフサービスBI導入のキーポイントを解説します。

ビッグデータ活用を推進する上での課題

 セルフサービスBIの登場で、業務部門のビジネスユーザーは社内外のデータに手軽にアクセスできるようになりました。では、ビッグデータ活用を推進する上で、企業はどのような悩みを持っているのでしょうか。アイ・ティ・アール(ITR)の調査結果を見てみましょう。

ITRの調査結果
出典:ITR、ITR Review「ITR User View:ビッグデータ活用動向調査2」2015年10月号

 プロジェクトメンバーの専任化やスペシャリストの不在、人材育成に関する課題など、データ活用のための組織、人材に関する項目が上位を占めています。もちろん、こういった課題を会社組織としてクリアできることが理想ですが、現実的にはいずれも中長期的なアプローチで解決すべき課題といえるでしょう。

 一方でビジネスに必要なデータは量、種類ともに加速度的に増加しており、比例するようにデータ活用のニーズも多様化しつつあります。メンバーが兼務であっても簡単でスピーディに、そして専門知識がなくてもデータ活用できる現実解として、セルフサービスBIに注目が集まっているのではないかと筆者は推察します。

 では、企業はどのような効果を期待してセルフサービスBIを導入、活用しているのでしょうか。実際に2社の事例を紹介しましょう。

事例1:マーケティング部門主導でスピーディに導入

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