ストレージ

メモリとの関係が変わる未来--オールフラッシュストレージ座談会(5)

アレイのすべてをSSDにする「オールフラッシュストレージ」が相次いで市場に投入されている。HDDとSSDのハイブリッドではなくオールフラッシュにすることで高速化するストレージは何をもたらすのか――。製品ベンダー5社が集まり、各社の見方などを語った。

岩野氏 現在、テクノロジ面では3次元構造のNAND型フラッシュメモリ(3D-NAND)、今後出てくる不揮発性メモリなどにフォーカスしていますが、2020年に向けたプロジェクト「The Machine」を進めています。


日本ヒューレット・パッカード プリセールス統括本部 ストレージ技術本部 ストレージ技術2部 シニアITスペシャリスト 岩野義人氏

 The Machineは「ハードウェアを再定義する」ということで、メモリとストレージをひとつにしましょうという“ユニバーサルメモリ”という取り組みを研究部門HP Labsで進めています。これが2016年にかけてかなり現実化してきているという状況です。

 少しだけご紹介させていただきますと、「Memristors」というDRAMのスピードにフラッシュメモリとハードドライブのコストを組み合わせた次世代の不揮発性メモリといわれるものです。先ほどハードウェアの再定義と話しましたが、CPUとメモリ、メモリとストレージ、それぞれの間は光(フォトニクス)や銅線でつながっているので、そのすべてをフォトニクスでつなげて、ある意味ストレージをなくしてしまう。メモリとストレージを合体したものとCPUをダイレクトにフォトニクスでつなぐという取り組みを進めています。

 こうすることで、今までのストレージのスピードをDRAMの120倍にするという、取り組みを実際に進めています。HPは総合ベンダーですので、ストレージのフラッシュメモリということだけではなく、コンピュータというシステム全体を考えて取り組んでいるということです。

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