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2016年春、最新のストレージ製品の選び方(2)--仮想化とクラウド

ストレージの最新動向を解説する特集の第2回。今回は、クラウド編と題して、仮想化とクラウド関連のストレージ事情を取り上げる。

パート1:クラウドコンピューティング編

 まずは、クラウドと仮想化におけるストレージの進化について見ていこう。コンピュートノードの仮想化は、vSphereやKVM、Hyper-Vを利用することで運用が格段に楽になった。しかし、演算だけできてもデータを柔軟に管理できなければ十分なメリットを享受できない。では、仮想化とクラウドに対応するストレージには、どのようなものがあるのだろうか。

VMware

 「VMware Virtual SAN」(VSAN)は、VMwareが提供するソフトウェア定義ストレージ(SDS)である。x86サーバを利用してハードディスクドライブ(HDD)とソリッドステートドライブ(SSD)をプール化し、単一のデータストアを構築する。これまでデバイス単位でしか管理できなかったストレージを、アプリケーション単位、ポリシーベースで管理できるようになる。

 実際に、VMwareの強みはvSphereとVSANが統合されている点にある。vSphere Web Clientから仮想マシンとあわせてストレージも管理できるためだ。また、クラスタを横断したストレージプールも設定可能なため、簡易的な災害復旧(DR)対策にもなる。

 VSANは、EMCが先日発表したハイパーコンバージド製品「VCE VxRail」でも採用されており、EMCとVMwareの連合においても大きな期待がかかっている。またパブリッククラウドとの連携も強化されており、クラウド型のオブジェクトストレージ「Amazon Simple Storage Service(S3)」などへのオフロードもスムーズにできるところが強みだ。

EMC

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