ユニオンシンクの「見積デザイナー」は、見積情報の共有と一元化、勝敗分析を行える機能を備えた見積管理システムである。見積書への自動押印に対応し、基幹システムとのデータ連携にも対応する。
原価情報の一元管理では、見積情報を全社で一元管理するだけでなく、見積もりの根拠となった原価情報もあわせて管理。改訂履歴も管理できる。勝敗分析機能では、提出した見積もりの勝敗(顛末)を管理することで、勝率の高い見積もりの分析や敗因の分析につなげることが可能。勝率を上げるための戦略に活用できる。
見積情報管理では、組織を横断して過去と現在の見積もりを検索、比較できるため、多角的な分析ができる。利益率、成約率などの情報から戦略立案を支援する。申し送り連携機能では、見積もり全体や明細単位での申し送りを登録することが可能。組織内の情報連携をサポートする。
見積依頼機能では、見積もりの依頼から進捗状況までを管理。依頼時や回答時に申し送り事項を付加できる。基幹システム連携では、見積明細(商品)に科目を紐付けて管理し、基幹システムから会計までデータの連携が可能。二重入力の手間とミスをなくせる。
同社は「デザイナー」シリーズのパッケージ製品としてほかに、業務連携システム「クロスオーバーデザイナー」、ワークフローシステム「業務デザイナー」、経費支払管理システム「経費支払デザイナー」、会計情報システム「経営デザイナー」、固定資産とリース資産管理システム「固定資産デザイナー」を提供する。
用途と機能 | 見積もり情報の共有と一元化、勝敗分析を管理する機能を備えた見積管理システム |
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特徴 | 見積もりの根拠となった原価情報もあわせて全社で一元管理。提出した見積もりの勝敗(顛末)を管理することで、勝率の高い見積もりの分析や、敗因の分析につなげることが可能 |
サーバ環境 | OS:Windows Server 2008 R2 SP1以降。データベース:PostgreSQL 9.3 |
クライアント環境 | OS:Windows 7 SP1以降。ブラウザ:Internet Explorer 8以降 |