日鉄日立システムエンジニアリングの「まもれナンバード」は、支払調書に特化したマイナンバー管理のアプライアンス製品である。企業が税理士や講演者などに報酬を支払う際の会計システムのマイナンバー関連帳票(支払調書)作成業務を対象とする。
必要な機能をあらかじめセットアップしたスタンドアロン型のマイナンバー管理専用のノートPCを提供するので、マイナンバーガイドラインが企業に義務付ける安全管理措置に適応。PCの起動にはUSBキーによる認証が必要なのでセキュリティを確保し、利用者を最小限のマイナンバー担当者に限定できる。
PC画面上ではマイナンバー記載部分をマスキング表示するため、覗き見や撮影による情報漏えいを防げる。さらに、帳票ごとに設定した保存期間を過ぎるとデータを自動削除するので、削除忘れなどの人的ミスをなくせる。
収集したマイナンバーのデータを一括登録することも可能。登録したマイナンバーへのアクセスログを保管することでトレーサビリティを確保する。会計債務システムの会計データベースなどから、マイナンバーを含まないデータを取り込んで支払調書の作成に利用できる。

まもれナンバードの機能概要(日鉄日立システムエンジニアリング提供)
用途と機能 | 支払調書に特化したアプライアンス型のマイナンバー管理製品 |
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特徴 | 企業が税理士や講演者に報酬を支払う際の会計システムのマイナンバー関連帳票(支払調書)作成業務を対象とする。必要な機能をあらかじめセットアップしたスタンドアロン型のマイナンバー管理専用のノートPCを提供 |