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効率的なデータ連携が必要--「mBaaS」の活用がカギを握るモバイル対応

今や当たり前になったモバイル対応。企業はどのように取り組めばいいのだろうか。モバイル開発で重要なポイントを解説していく。

 “クラウドファースト”という考え方が当たり前の時代になりつつある今、企業はどのようにクラウドを利用してシステムを変革すべきか――。第3回は、今や当たり前になった「モバイル」への対応と、そのためのクラウド活用について解説します。

 モバイル、特にスマートフォンの登場は、われわれの生活を根本から変えました。総務省が発表した平成26年(2014年)版の情報通信白書によると、日本のスマートフォン保有率は個人で53.5%に及びます。Appleの「iPhone」が登場してから9年。漫画を読んだり、ネットショッピングをしたり、家計簿を自動でつけたり、まるで“魔法の杖”のようになっていることは、誰もが予想できたわけではありません。

 スマートフォンの普及に伴い、既存ビジネスが大きく変化しています。

 300年以上も続いたロンドンのタクシービジネスは、「Uber」の登場によって状況が一変しました。Uberは2009年3月にサンフランシスコで設立された新興企業で、タクシーの運転手と利用客をモバイルアプリでマッチングする配車サービスです。日本にも進出しており、大きな注目を集めています。

 その他にも、モバイルを活用した新しいビジネスは爆発的に増え続けています。宿泊施設の貸し手と借り手をつなぐ「Airbnb」は旧来のホテル業界を揺るがし、「Facebook」「Instagram」「Tinder」などのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は広告業界だけでなくさまざまな既存ビジネスを駆逐し始めています。

モバイルを活用した新しいビジネス
モバイルを活用した新しいビジネス

 このようにモバイルビジネスが拡大していく中で、既存企業はモバイル技術にどのように向きあっていくべきでしょうか。大きく次の2つに分けられます。

  • 社内の業務効率化のためのモバイル活用
  • 顧客エンゲージメントのためのモバイル活用

 モバイルワーク環境を整えることで移動時間を削減したり、営業活動をスムーズに進めたりといったメリットが生まれます。また、個人向けビジネスを展開する企業にとっては、モバイル活用によって顧客エンゲージメントを高められる可能性があります。

 企業のモバイル活用を支えるIT環境として、日本オラクルでは次の3点を考慮すべきポイントとして考えています。

  • さまざまなOSとデバイスに対応する迅速なモバイル開発
  • 継続的に分析、改善できる運用の仕組み
  • モバイル端末とデータの安全な管理

 特に、3つ目の対策として「モバイルアプリケーション管理(MAM)」や「モバイルデバイス管理(MDM)」といった技術がこの5年ほど注目を集めてきました。ただし、MAMやMDMについてはOSレベルでの対応が進んでおり、モバイル環境におけるセキュリティはOS標準の技術で確保する傾向に移りつつあります。

 多くの企業においては、モバイル開発とその運用をどのように低コストかつ迅速に進めるかが重要となってきます。この2点に着目して、モバイルとクラウドを活用した「mBaaS(mobile Backend as a Service)」のトレンドと日本オラクルの最新技術を紹介します。

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