データセキュリティ事業を手がけるVormetricは、データセキュリティに関する調査レポート「2016 Vormetric Data Threat Report(DTR)」の日本版を発表した。調査によると、日本企業の93%は自分たちの組織がデータ関連の脅威に対して脆弱であると感じており、39%は実際にデータ流出を経験していた。
組織外からの脅威として挙げられた割合の多かった項目は、「サイバーテロリスト」(77%)と「サイバー犯罪者」(76%)。脅威と脆弱性に対する認識は高いものの、取り扱いに注意を要する重要なデータを保護するために支出を増やしている割合は31%にとどまった。
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