PLM/PDM NEC

Obbligato III:開発から製造までの情報を統合管理するPLMシステム

 NECの「Obbligato III」は、幅広い製造業に対応する製品ライフサイクル管理(PLM)システムである。製品開発の過程で発生する多種多様な技術情報を相互に関連付け、製品ライフサイクルにわたって統合管理する機能を備える。

 提供する機能は、(1)エンジニアリングチェーンを軸に開発プロセスを効率化する「ECM(エンジニアリングチェーン管理)」、(2)用途別の部品表(BOM)を連携させる「統合BOM」、(3)統合BOMとサプライチェーン内のほかのシステムを連携させる「SCM(サプライチェーン管理)」、(4)企業全体の情報共有と活用を推進する「エンタープライズ」――の4つの領域である(下表)。

 このほか、部品納入業者や製造委託業者と情報を共有する「コラボレーション基盤」、電気系CADソフトのファイル形式に対応したビューアソフト「電気系CADビューア」、図面データなどの外部媒体への保存印刷を制限する「持ち出し制御」をオプションとして提供する。

 成功事例を業種別に体系化した「業種別PLMソリューション」も用意。電機、精密、産業機械、自動車部品、半導体、食品など各製造業種ごとの業務プロセスに最適化したシステムを提供する。

 中堅中小企業向けのSaaS版「Obbligato for SaaS」も提供している。

Obbligato IIIのサービス図
Obbligato IIIのサービス図(NEC提供)
Obbligato IIIの概要
用途と機能幅広い製造業に対応するPLMシステム
特徴ECM、統合BOM、SCM、エンタープライズ向けの機能を提供する。中堅中小企業向けにSaaS版も提供する
提供する機能【ECM】
CADデータ管理:各種CAD連携による図面データ、構成、ビューアデータの一元管理
部品管理:部品情報(分類、スペック、コストなど)の一元管理
製品構成管理:設計BOMと関連するドキュメントのひも付け
設計変更管理:設計変更に関わる情報の並行レビューや承認、通知
バリエーション設計:仕向け地別・生産地別などの多様な派生機種のBOMの一元管理
メカ、エレキ、ソフト統合管理:顧客要求に対する要件や仕様をメカ、エレキ、ソフト全体で一元管理
グローバル分散設計:グローバルでの設計データ分散管理
コラボレーション開発:部門間・企業間の安全な情報共有を支援

【統合BOMソリューション】
統合BOM:設計、生産、サービスなどの用途別BOMの統合管理
企画BOM:新興国などのグローバル商品企画業務を支援
製番管理:製番BOMを核にしたさみだれ手配と設計変更対応
コストマネジメント:製品ライフサイクル全体でのコストの見える化

【SCMソリューション】
ERP連携:部品、部品表、実績情報などのERPとの双方向連携
化学物質管理:環境負荷物質情報共有、活用による環境に配慮した製品設計、調達推進
品質情報管理:ナレッジを共有し、抜け漏れや過去の不具合の再発を防止
サービスマネジメント:保守BOM(機歴)、サービスマニュアル、保守パーツなどの管理

【エンタープライズソリューション】
ドキュメント管理:図面、仕様書の一元管理。電子承認、出図、配付受領、プロッタ出力
プロジェクト管理:成果物管理、進捗、リソースの管理によるプロジェクトの見える化
エンジニアリングポータル:社内に散在する製品情報に対するウェブ経由での統合アクセス
情報漏えい対策:利便性を損なわずに、短期間で安価に機密情報の漏えい対策を実現
動作環境【サーバ】
CPU:Intel Xeonプロセッサ、メモリ:8Gバイト以上、OS:Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2、データベース:Oracle 11g/12c
【クライアント】
CPU:Core i3プロセッサ以上、メモリ:2Gバイト以上、OS:Windows 7/8/8.1。.NET Framework 3.5 SP1、IIS 6.0/7.0/7.5、IE 7.0/8.0/9.0/10.0/11.0、XVL player 8.X~14.Xが必要
税別価格最小構成170万円から
導入企業 オムロン、CKD、中西金属工業、アルパイン、三菱重工印刷紙工機械、IHI、など

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