製品開発という意味で、時代の波をうけながら人々が驚くようなものを提供し続けるAppleの歴史を知る上で、製品コレクションを見るというのはある意味簡単な方法と言える。それがあるのは、米国ではなく、イタリア北西部の海岸沿いにあるサヴォーナである。Steve Jobs氏によって作りだされた会社のテクノロジを専門に扱うものでは世界最大というこの博物館を紹介した2015年5月2日のZDNet Japanの記事を紹介する。(アーカイブ特集「アップルの光と陰」)
雑学クイズ:世界最大の規模となるであろうApple製品のコレクションがあるのは、どこだろうか。ヒント:それはサンフランシスコでもシリコンバレーでもない。もっと言えば、米国内でさえない。
実のところ、機能するApple製品を集めた世界最大規模のコレクションの1つを見たければ、サヴォーナまで行かなければならない。サヴォーナはイタリア北西部の海岸沿いにある、人口6万人の町だ。クラウドファンディングキャンペーンの成功もあり、2015年秋までには、この町の港エリアに、Steve Jobs氏によって作りだされた会社のテクノロジを専門に扱うものでは世界最大だと設立者らが主張する博物館が開館する予定だ。
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