パロアルトネットワークスは3月2日、同社が後援したPonemon Instituteによるサイバー攻撃者の経済的価値を研究するための調査結果を公開した。「Flipping the Economics of Attacks(攻撃の経済的価値の反転)」と題されたこのレポートは、サイバー攻撃者の平均収益、攻撃に通常費やす時間、コストの増加による攻撃の抑制などのトピックを報告している。

 調査は米国、英国、ドイツでサイバー攻撃に詳しいとされる匿名の個人379人に対するアンケート結果をもとに作成されている。調査時期は2015年11月で、回答者の79%は、自身が攻撃者コミュニティーに参加していると答えている。

 この調査では、回答者の72%が、高価値の情報がすぐに得られない攻撃には無駄な時間を使わないと回答しており、同じく73%は、攻撃者は簡単で安上がりな標的を捜すと回答している。また、サイバー攻撃成功までの時間が約2日間(40時間)かかると、最大60%の攻撃が途絶えると報告されている。

 レポートでは、サイバー攻撃者は日和見的な行動を取っており、最も簡単な標的から狙うとし、成功まで時間がかかるほど、サイバー攻撃は減少すると指摘している。また、技術的に熟練した攻撃者は平均して約1週間(209時間)攻撃が成功しないと、別の標的に移動する傾向にあるという。

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