Sales Force Assistantシリーズのポイント
- 蓄積された顧客情報や案件情報など自動的に学習してアドバイス
- 商談内容は一日一覧の日報画面に集約して表示して指示やアドバイスを入力
- カスタマーシートやコンタクトマップなどで人的つながりを可視化
Sales Force Assistantシリーズの製品解説
NIコンサルティングの「Sales Force Assistant」シリーズは、人工知能(AI)を応用した“AI秘書”「Sales Assist Intelligence(SAI)」を搭載する営業支援システム(SFA)。ユーザー企業ごとに蓄積された顧客情報や案件情報、商談の内容や進捗状況を自動的に学習、解析して営業マネージャーや営業担当者に営業活動に関する最適なアドバイスを与えてくれる。
担当者ごとの商談内容は一日一覧の日報(Daily Monitoring View:DMV)画面に集約して表示。営業マネージャーは「ほうれんそう(報告、連絡、相談)」や翌日の予定も日報を読むだけで把握でき、指示やアドバイスを一画面で入力できるので、マネジメントの効率を上げられる。
カスタマーシートやコンタクトマップ、リレーションマップといった機能を使うことで人的つながりを可視化して把握できるので顧客同士の関係や紹介などがキーとなる営業シーンで機能すると説明する。
カスタマーシートは、顧客訪問時に顧客と自社との取引状況などを確認できる機能。商談履歴や案件情報、売上実績情報などここに確認する必要のある情報を一覧表示する。
コンタクトマップは、顧客側の誰とコンタクトしたことがあるのかを図示する機能。顧客との間でどういう人間関係形成、人脈作りをしているのかを把握できる。顧客側とユーザー企業の両方で退職者も表示して、退職で途切れがちの人脈も継承できる。リレーションマップは、顧客などの関係性をダイヤグラムで図式化する。
SAIはNIコンサルティングのSFA活用ノウハウや営業ノウハウ、営業マネジメントノウハウをデータベース化して推論エンジンを回して、蓄積されたデータを解析、学習してAI秘書が指摘、アドバイスする。
例えば、見積作成業務では、過去の見積書のデータや商品構成のルールなどに基づく商品選択を支援したり、販売停止商品をチェックしたり、価格間違いをチェックしたりする。営業担当者が抱えている見込案件の進捗状況や面談者のレベル、商談のニュアンスなどを読み取ってクロージングのタイミングを指導したり、中だるみになった商談の介入を上司に指示したりもする。
製品ラインアップとして、業種業態別や営業スタイル別の製品を用意。新規顧客や案件開拓をする案件営業向けの機能を備えた「顧客創造」、ルート営業向けの「顧客深耕」、ルート営業、案件営業向けの「深耕創造」、案件、リピートサイクル向けの「顧客創造R」、案件、ルート、リピートサイクル向けの「顧客深耕R」などを提供する。
用途と機能 | AI秘書が営業現場の一人ひとりを支援するSFA |
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特徴 | 一日一覧の日報で報連相や翌日の予定を把握、指示やアドバイスを入力。カスタマーシートやコンタクトマップ、リレーションマップといった機能を使うことで人的つながりを可視化して把握 |
導入企業 | 石屋製菓、ニッタ・ハース、エステーほか |