最初はMicrosoftが、続いてAppleが、筆者の仕事に必要なツールを勝手に決めつけ、すべてをそれに統一するよう仕向けた。こうした状況に対し、筆者は長年逆らい続けてきた。いずれかのメーカーが推奨するソリューションや統一方法を全面的に採用しようとしても、必ず何らかのアプリ、機能、サービス、問題が障害になったように思う。
筆者の場合、あるワープロアプリが(おそらく筆者独特の)要求をすべては満たせなかったので、別のベンダーの製品を使ったのだろう。あまりに種類も量も多過ぎるデータを1つのソリューションプロバイダのクラウドに保存しておくことが合理的と思えなかったので、データの同期とバックアップを手動実行する回避策を採用したのだろう。もしかしたら、仕事用アプリをただ1つのソフトウェア用アカウントで買ったり管理したりすることに、居心地の悪さを感じたのかもしれない。ところが、そうしている内に、筆者は学習し始めた。
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