住宅設備や建築資材のインターネット販売事業を展開するサンワカンパニーは、オムニチャネル構築基盤「SAP Hybris Commerce Suite」を導入し、販売チャネル基盤を再構築する計画だ。2016年夏の完全移行を目指している。システムの再構築はエクサが担当する。SAP Hybrisが2月15日に発表した。
1979年創業の同社は建築資材の輸入販売事業に加えて、インターネット黎明期の2000年から建築資材のインターネット通信販売事業を展開している。近年は、顧客のニーズが大きく変化し、オムニチャネルをはじめとする新たな顧客体験への対応が求められていた。また、従来の仲買人を通じたビジネスモデルとは異なり、メーカーのEC直販による商流へのビジネスモデル変革が課題となっていた。
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