キングソフトの「WowTalk」は、「トーク」「共有」「社員リスト」「通話」「サービス連携」「管理者サイト」という6つの機能を備えた社内SNSツールである。iOS、Androidアプリのほか、ブラウザでの利用も可能。
「LINE」と同様にメンバーが自分のメッセージを確認したかをチェックしたり、スタンプを送信したりするチャット機能を備える。グループ名や名前だけでなく、キーワードからも履歴を検索できる。画像や音声の送受信も可能だ。常に未読の箇所から読み出せる「ここから未読」の表示機能もある。
部署内外の共有事項を投稿、発信する社内専用の電子掲示板もある。タイムライン形式で表示され、投稿された内容に対して「いいね!」やコメントを残せるようになっている。投稿内容は「あとで読む」からブックマークに保存できる。

トークの画面(キングソフト提供)
社員情報は組織の階層構造で管理される。リストに並べられたアイコンから現在のログイン状況を確認できる。最後にログインした時間を確認したり、社員の情報をCSVファイルで一括登録したりする機能も備える。
通話料無料のIP電話としても使える。音声通話のほか、ビデオ通話も無料で利用可能だ。また、「Google Apps」とサービス連携するため、Googleドライブに保存された文書やGoogleカレンダーに登録された予定へのリンクをメンバーと共有できる。
アクセス制限やログ閲覧、ユーザー登録、一斉配信などの管理者向け機能も搭載する。社員の異動や退職、端末の紛失時などでも社員アカウントを管理可能である。
用途と機能 | 社内コミュニケーションを活性化する社内SNSツール |
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特徴 | トーク、共有、社員リスト、通話、サービス連携、管理者サイトという6つの機能を備える |
税別価格 | 1ユーザーあたり月額300円 |
導入企業 | 久住電気、佐川急便、ピーチ・ジョン、亀田製菓、など |