PaaS IaaS

AWSへの移行要件とは--目標の確認と遂行

「とにかく始めてみよう」と前向きに考えることはできても、現実にはまだ少し漠然としていて、次の一歩が踏み出せないのではないだろうか。今回は、オンプレミスのシステムをAWSへの移行を進める際の勘所を解説する。

 前回は「Amazon Web Services(AWS)利用をはじめる際のポイント」を紹介した。「とにかくAWSを始めてみよう」と前向きに考えることはできても、現実にはまだ少し漠然としていて、次の一歩が踏み出せないのではないだろうか。特にオンプレミスで稼働しているシステムをAWSに移そうとするならなおさらだ。

 今回は、オンプレミスのシステムをAWSへの移行を進める際の勘所について解説したい。


移行の目的を再確認する

 文字通り、AWSに移行する目的をもう一度確認してほしい。目的が明確になっていたという認識でも、途中で何度でも再確認したほうがいい。クラウドに移行するつもりが、気がつかないうちにオンプレミスの思考に戻ってしまいがちだからだ。

 くわしくは後述するが、オンプレミス向けに設計したシステムをそのままAWSに移行しようとすると、期待した効果が発揮できず、企画倒れになってしまうことも少なくない。

  • 企業の経営方針の変更や時代のニーズの変化に機敏に反応できる「アジリティ」を求めたい
  • ピークに合わせて調達しているサーバ投資を抑えて「コストを削減」したい
  • 震災以降、課題に挙がっているものの、現実的なコスト感のある解決策が見つからない「ディザスタリカバリ」を実現したい

 など、さまざまな目的があるだろう。

 これら従来のオンプレミスでは、なかなか実現できなかったことをクラウドの特性を活かして達成しようと目論むならば、規模の大小はあれど従来のオンプレミスのやり方を見直し、クラウドの流儀に合わせる必要がある。そこでようやく期待した効果が発揮されるからだ。

AWSに最適化するためのポイント

 では、クラウドの流儀とは一体何だろうか。前述したクラウド移行の目的を例に挙げてみよう。

ホワイトペーパーランキング

  1. SQL Server 2017 AI Appliance で実現するビジネスの破壊的変革
  2. 【楽天・富士通 座談会抄録】ビジネスはデータドリブンの時代--DBの性能に限界を感じていませんか?
  3. 「情報通信白書」でわかった、テレワークの効果と課題
  4. 今後増加しそうな「名ばかり機械学習 セキュリティ」を見極める3条件--どれが欠けてもダメ
  5. 「オフィスにいなくても仕事ができる」は「24時間仕事をしろ」ではない!VDI導入の本当の恩恵

編集部おすすめ

ピックアップ製品

サーバ
PC・モバイル
ストレージ
ネットワーク
仮想化
クラウドサービス
クラウドストレージ
IaaS
PaaS
プライベートクラウド
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
新興技術
財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
サイト構築
PCソフト
学習

ベンダー座談会

Follow TechRepublic Japan