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第1回:なぜ「セルフサービスBI」がビジネスユーザーにウケるのか?

BI分野では近年“セルフサービス”という考え方に注目が集まっている。特にユーザー部門からの期待が高まっている。その背景と課題を明らかにする。

 このところ、ビジネスインテリジェンス(BI)の分野では“セルフサービス”という考え方に注目が集まっています。読者の皆さまも聞いたことがあるのではないでしょうか。この連載ではセルフサービスBIを多面的に掘り下げて解説していきます。

セルフサービスBIは新たな概念ではないのか?

 セルフサービスBIを一言で表すと、「BIツールを利用するビジネスユーザー自身がデータ分析やレポート作成を行うこと」です。ただ、セルフサービスBIが流行していると聞いても、どうもしっくりこないと感じている方もいるのではないでしょうか。そもそもBIツールは、売り上げアップやコスト削減、顧客満足度の向上といった企業の業務部門が抱える課題を発見し、ビジネスアクションにつなげるために活用されるべきものです。したがって、BIツールを使うべきは業務部門のビジネスユーザーにほかなりません。

 また、多くのBIツールには、ビジネスユーザーが切り口を変えてデータを分析する高度な機能が備わっています。エンドユーザーがBIツールの機能を自発的に活用することをセルフサービスBIと呼ぶのであれば、一定水準のITリテラシーが備わったエンドユーザーは以前からセルフサービスBIを実践していることになるため、特に目新しい概念ではないとする意見もあります。ではなぜ今、セルフサービスBIが注目されているのでしょうか? その背景を読み解いていきましょう。

セルフサービスBIが注目される背景とは

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