ファイアウォール

ヤフー、映像配信サービスインフラを刷新--800Gbpsのトラフィックを処理

ヤフーは子会社の無料映像配信サービス「GYAO!」向けに、ファイアウォール「FortiGate-3700D」を採用して映像 配信インフラを刷新した。

 ヤフーは子会社の無料映像配信サービス「GYAO!」向けに、映像配信インフラを刷新した。フォーティネットが1月13日に発表した。

 新たなGYAO!向けネットワークシステムでは、スマートデバイスによるアクセスが年々急増しており、さらに映像コンテンツのリッチ化に対応すべくインフラを強化する必要があったという。

 このシステムには、ヤフーのコンテンツ配信を行う関東・関西のデータセンターで、毎秒100万リクエストと800Gbpsのトラフィックを処理できる性能のインフラが求められており、インターネットの出入口でボトルネックが発生しないよう、セキュリティを維持するファイアウォール装置にも高速かつ高い処理能力が必要だったという。「新規セッション数」「ロスのないログの取得」「40Gbpsインタフェースによるネットワーク統合」「可用性の高さ」「データセンターの経済性を考慮した省電力・省スペース」の5点がファイアウォールの主要要件として挙げられていたと説明している。

 ヤフーはこれらを満たすデータセンター向けファイアウォール「FortiGate-3700D」を選定した。FortiGate-3700Dは関東・関西のデータセンターにそれぞれ5組10台が導入され、2015年の5月から稼働。40GbE(4ポート)、10GbE(28ポート)というインターフェース仕様により、アップリンク側が40GbE×2ポート、ダウンリンク側が10GbE×8ポートで接続し、ファイアウォール要件に挙げられていた40Gbpsインターフェースによるネットワーク統合を実現しているという。

 ヤフーは、本格稼動を開始してから約半年以上が経過したが、システム使用率も上がらず、大容量コンテンツ、大量のセッションに期待通りのパフォーマンスと安定性で応えている、と評価している。

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