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鳥取大、ストレージ基盤刷新--キャンパス間でデータを相互バックアップ

鳥取大学はストレージ基盤を更新した、これまで不十分だった鳥取と米子の両キャンパス間での完全な災害復旧(DR)対策環境を実現した。

 国立大学法人鳥取大学は、学内システムを支えるストレージ基盤を更新、これまで不十分だった鳥取と米子の両キャンパス間での完全な災害復旧(DR)対策環境を実現した。ネットアップが12月22日にユーザー事例として公表した。

 鳥取大学は、鳥取市湖山町と米子市のキャンパスで地域学部、医学部、工学部、農学部の4学部と、これらの分野で高度な研究を担う大学院を運営。独自の取り組みとして、乾燥地の砂漠化防止や農業開発利用などを総合的に研究している日本唯一の研究機関「乾燥地研究センター」を鳥取砂丘の近くに設置、運営している。

 システムは、大学全体の事務や教育研究活動向けに総合メディア基盤センターを設置し、大学関係者や学生向けの大規模なメールサーバ、学生用ホームディレクトリ、サーバ仮想化基盤などを提供している。

 これまでも鳥取大学では、ネットアップのストレージを利用し、物理的に離れた両キャンパスでストレージ間のデータ同期によるデータ保護にも取り組んでいた。しかし、厳密には鳥取キャンパスのデータは米子キャンパスに同期されていなかったため、鳥取キャンパスにデータ損失があった場合の十分なバックアップ体制が構築できていなかったという。こうした経緯から、既存ストレージのリース期限が迫り、ストレージ環境の更新を決定した際、以下の要件で新たなストレージを検討、入札を実施した。

  • 従来のストレージ構成では不十分だった、鳥取と米子の両キャンパス間での完全なDR対策環境の構築
  • 既存ストレージのリース期限満了に伴う、新しいストレージ環境への移行
  • 既存ストレージ環境から迅速かつ安全にデータを移行できる

 そうして採用されたのがNetApp FASシステムだった。鳥取と米子の両キャンパスにアクティブアクティブ構成の「NetApp FAS8020A」を導入、データの相互バックアップと大規模災害時のシステム復旧を実現するため、ディスク容量やアクセス性能を含むストレージの仕様を完全に統一した。ソリッドステートドライブ(SSD)ベースの高速キャッシュ技術「Flash Pool」で性能を強化するとともに、ディスク領域全体でデータ重複排除機能「NetApp Deduplication」を導入し、特にサーバ仮想化基盤では約50%の重複排除率という。

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