デジタルアーツの「i-FILTER」は、業務に不適切なウェブサイトやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などへアクセスできないようにするURLフィルタリングソフトだ。マルウェア感染の危険性のあるウェブサイトへのアクセスを制限することで、情報漏えいを抑止したり、サイバー攻撃を防いだりできる。
従業員が業務中に訪問したウェブサイトへのアクセスログを保存しておくことで、問題が起きた際にシステム管理者が従業員の閲覧状況や投稿の履歴を追跡できる。これにより、従業員の不用意な書き込みや、故意の情報漏えいを抑止する効果がある。
アクセスを許可するウェブサイトの一覧を登録するホワイトリスト方式、ブロックするウェブサイトの一覧を登録するブラックリスト方式のフィルタリングが可能。ウェブサイトを「アダルト」「暴力」「出会い」などのカテゴリごとに分類してデータベース化し、システム管理者がカテゴリを選択してアクセスを禁止することもできる。
従業員のPCがマルウェアなどに感染した場合、本人が知らないうちに外部のサーバに機密情報がアップロードされてしまうケースがある。i-FILTERは、この外部サーバへのアクセスをブロックする「出口対策」専用のデータベースが組み込まれており、機密情報のアップロードを防ぐことができる。
用途と機能 | 不適切なウェブサイトやSNSなどへのアクセスを制限するURLフィルタリングソフト |
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特徴 | アクセス可否の設定や、機密情報を公開するような外部サーバをデータベース化し、アップロードを防ぐ機能がある |
税別価格 | スタンダードエディションのスタンダードライセンスが10ユーザーで8万9000円から |
導入企業 | 大日本塗料、山陽新聞社、など |