「Pandora FMS Enterprise」は、ネットワークやサーバ、アプリケーションなどを対象にした統合監視ツールだ。サポートなどを受けられる商用版のほか、オープンソース版の「Pandora FMS」もある。
サーバ監視には、TCP、SNMP、WMI(Windows Management Instrumentation)といったプロトコルに対応、専用のエージェントを利用する。エージェントはAIXやHP-UX、Solaris、BSD系列といったUNIX系のほかにLinuxやWindows、MacなどのさまざまなOSに対応している。
ネットワーク監視は、ルータやスイッチにSNMPでアクセスしたり、ルータの統計情報を利用したりすることで、トラフィックを計測する。ネットワークの構成を動的に閲覧可能なマップとして表示する機能もある。
Pandora FMS Enterpriseは、平日営業時間もしくは24時間365日の商用サポートがあり、価格はエージェント数に依存して決まる。そのほか、中央リソース管理が可能など、オープンソース版にはない機能を多数備える。

Pandora FMS Enterpriseの画面
用途と機能 | ネットワークやサーバ、アプリケーションなどを対象にした統合監視ツール |
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特徴 | エージェントとプロトコルを使った監視を併用できる。エージェントソフトウェアはさまざまなOSに対応する |
導入企業 | G4S、楽天、など |