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販売・生産管理システムの分散したデータベースを統合--三菱アルミニウム

三菱アルミニウムは、分散していた販売・生産管理システムの複数のデータベースを統合、新たな環境を2015年10月より稼動させた。

 三菱アルミニウムは、分散していた販売・生産管理システムの複数のデータベースを統合、新たな環境を10月より稼動させた。12月までに販売管理や生産管理など5つのデータベースを統合し、その後2017年4月までに合計7つの全てのデータベースを統合する。

 三菱アルミニウムはアルミニウム総合圧延メーカーとして1962年に設立され、自動車部材、飲料用アルミ缶材、コンデンサ用箔など高品質なアルミニウム板製品、押出製品、箔製品を製造・販売しているほか、循環型社会の構築を目指し、飲料用アルミ缶のリサイクル事業に取り組んでいる。

 今回のIT基盤刷新プロジェクトは、三菱アルミニウムが2009年に構築した販売・生産管理システムのハードウェアのリース切れを機に、システム運用効率の向上と災害対策強化、システムレスポンス改善などを目的に計画された。

 これまで同社では「Oracle Database Standard Edition」を用いていたが、運用管理効率化やデータベースの冗長化と高度なデータセキュリティなどを実現する豊富な機能を利用するため、今回「Oracle Database Enterprise Edition」に変更した。

 「Oracle Database 12c」のマルチテナント機能を活用し、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアドシステムである「Oracle Database Appliance」へと統合している。Oracle Database Applianceは、Enterprise Editionの機能を最大限活用するため投資対効果の最適なIT基盤として採用されたという。

 新環境では、コンテナ型の1つのデータベース基盤上に、多数のデータベースを独立性を担保したままあ、保持できる。

 マルチテナント機能を活用した複数データベースの統合により、それまで個別のデータベースごとに実施していたバックアップ、パッチ適用などの運用を一括で実施できるようになり、従来の運用・保守費用(OPEX)を大幅に削減できることが想定されている。

 また、データベース統合と合わせて、TISのデータセンターにDR(Disaster Recovery: 災害復旧)サイトを構築し、データの高可用性や保護および障害時リカバリを保証する機能である「Oracle Data Guard」でスタンバイデータベースと同期を取るとともに、オラクルのテープストレージ「StorageTek SL150」によるテープバックアップの整備や、データベースセキュリティ機能「Oracle Advanced Security」によるバックアップ時の暗号化を行うなど、BCP(事業継続計画)強化も実施した。

 三菱アルミニウムでは今後、販売・生産管理システムだけでなく、ホスト系システムも含めIT基盤統合を図り、中長期的な経営・業務基盤を強化していく。


「Oracle Database Appliance」導入以前と以後のシステム構成(オラクル提供)

 なお、今回の導入に際したパートナー選びで重視したこととして、金融業や大手製造業を中心にしたシステム構築におけるプロジェクトマネジメント力、アプリケーションからハードウェア、データセンターなどのファシリティまで、ビジネス全体を支援できること、Oracle Database Applianceの導入方法論や運用手順書などの導入・運用効率を向上するノウハウを持っていることなどを挙げている。

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