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IBM Cloudant:ウェブアプリに適したDBaaS--ドキュメント指向DBがベース

 日本IBMの「IBM Cloudant」は、アプリケーション開発のためのデータベース機能をクラウドで提供する「DBaaS(Database as a Service)」である。JSON、フルテキスト、地理空間データといったウェブアプリとモバイルアプリがよく使用するデータ型に対応し、テキスト検索サービスや地理情報サービスなどを開発できる。

 Cloudantのベースとなっているのは、オープンソースの(NoSQLに含まれる)ドキュメント指向データベース「Apache CouchDB」である。全文検索機能、地理情報関数、レプリケーション、クライアント端末との同期機能、分散処理技術「MapReduce」などを標準機能として備える。インターフェースにはREST APIを採用し、一般的なプログラミング言語から容易にデータベースを操作できる。

 すでに実装したデータベースをサービスとして提供するので、データベースの運用管理や保守を行う必要がない。例えば、アプリケーションのパフォーマンスが低下した場合のチューニングやクラスタのノード追加といった作業は、すべてCloudant側に任せられる。

 データのレプリケーションは、レプリケーション元とレプリケーション先を入力するだけで設定可能。データセンターや地域をまたがったレプリケーションを行うことで、可用性を高められる。モバイル端末のアプリケーションのデータは、サーバと端末に保存することが可能で、Cloudantからデータのプッシュとプルを行うことで複数デバイス間のデータの同期を実現する。

Cloudant
Cloudantが提供する機能(日本IBM提供)
Cloudantの概要
用途と機能アプリケーションを開発するためのデータベース機能をクラウドで提供するDBaaS
特徴JSON、フルテキスト、地理空間データといったウェブアプリケーションがよく使用するデータ型をサポート。テキスト検索サービスや地理ロケーションサービスなどを迅速に開発できる
導入企業Hothead Games、Postmark、など

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