PaaS AWS

Amazon Kinesis:ストリーミングデータをリアルタイム処理するアプリ開発環境

PaaSの「Amazon Kinesisストリーム」は、ストリーミングデータを処理するためのアプリケーション開発環境を提供する。クリックストリームやフィード、システムログなどをリアルタイムに分析できるようになる。

 Amazon Web Services(AWS)の「Amazon Kinesisストリーム」は、連続して流れてくるストリーミングデータを処理するアプリケーションを開発するためのPaaS。例えば、ウェブサイトのクリックストリーム、金融機関のトランザクションデータ、ソーシャルメディアのフィード、システムのログなどをリアルタイムで分析するようなアプリケーションを開発できる。

 Amazon Kinesisストリームは、1時間あたりに数テラバイトにもなるデータを連続的に取得、保存可能。アプリケーションの開発を支援するためにストリーミングデータの処理で利用する基本機能を「Amazon Kinesis クライアントライブラリ」として公開している。このライブラリは、Java、Python、Ruby、Node.js、.NETの各プログラミング環境に対応。ストリームボリュームの変化への適応、ストリーミングデータの負荷分散、分散サービスの調整、データ処理の耐障害性など、ストリーミングデータの処理特有の問題にも対応しており、開発者はビジネスロジックの開発に専念できるとしている。このほか、APIを公開しているので、独自にプログラムを開発することも可能だ。

 これに加えて、Amazon Kinesisストリームに蓄積したデータを、同社の各種ウェブサービスやサードパーティー製のツールと連携させるための「Amazon Kinesis コネクタライブラリ」も提供する。このライブラリも、Java、Python、Ruby、Node.js、.NETの各プログラミング環境に対応。分散型キーバリューストア(KVS)データベース「Amazon DynamoDB」、データウェアハウス「Amazon Redshift」、オブジェクトストレージ「Amazon Simple Storage Service(S3)」、検索基盤「Elasticsearch」に対するコネクタを提供しているほか、他社製ツールとのコネクタのサンプルを公開している。

 Amazon Kinesisストリームのスループットは、1時間あたりにメガバイト単位からテラバイト単位にスケールアウトすることが可能。入力データのボリュームに応じて、ストリームのスループットを動的に調節する機能を備える。

Amazon Kinesisストリーム
Amazon Kinesisストリームを活用したアプリケーションの構成例
Amazon Kinesisストリームの概要
用途と機能ストリーミングデータを処理するアプリケーションを開発するためのPaaS
特徴専用のライブラリを利用することで、ストリーミングデータを処理するアプリケーションを容易に開発できる
税別価格「時間単位のシャード速度」(1Mbpsのデータ入力と2Mbpsのデータ出力のスループット、1秒あたり最大1000件のレコードをサポート)の料金:1時間あたり0.0195ドル
「PUTペイロードユニット」(1ユニットあたり25Kバイトのレコードを保存)の料金:100万ユニットごとに0.0215ドル
「データ保持期間延長(最長7日間)」の料金:1単位の「時間単位のシャード速度」ごとに0.026ドル
導入企業Nordstrom、Dash、Supercell、など

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