WAN高速化

RAPICOM:キャッシュレス技術でWANを高速化--クラウド環境のレスポンスを改善

WAN高速化製品の「RAPICOM」は、独自開発の技術でTCP/IPの通信を高速化してクラウド環境のレスポンスを改善できる。アプライアンスとソフトウェアの形態で導入できる。

 クレアリンクテクノロジーの「RAPICOM」は、広域通信網(WAN)や仮想私設網(VPN)などのネットワークに接続することでTCP/IPの通信を高速化し、ウェブアプリケーションの性能や映像会議の品質を向上する。製品の提供形態はアプライアンスとソフトウェアがある。

 TCP/IP通信の主な劣化要因として、ネットワーク遅延とパケットロスがある。RAPICOMは、独自開発の高速化技術を用いて回線容量を最大限に活用し、通信速度の低下を防いでいる。キャッシュレスのWAN高速化技術によって、従来のキャッシュ型WAN高速化製品では改善が難しい、初めてアクセスするデータも高速化できる。

 多くの場合、既存のネットワーク構成を変更することなく導入できる点も特徴だ。サービス品質制御(QoS)装置やファイアウォールなどの既存資産をそのまま使用できるため、設定変更や機器の増設、再購入などのコストが発生しない。

 専用ハードウェアとして実装したアプライアンス製品「RAPICOM appliance」と、専用ハードウェア不要のソフトウェア製品「RAPICOM seed」がある。ベストエフォート型VPNサービスの品質向上やクラウド環境におけるレスポンス改善、事業継続計画(BCP)対策用バックアップ回線の有効活用、海外拠点との低コストでの帯域確保など、さまざまな用途で導入事例がある。

RAPICOM appliance
RAPICOM applianceの外観(クレアリンクテクノロジー提供)
RAPICOMの概要
用途と機能通信回線を最適化するWAN高速化製品
特徴独自開発の高速化技術を用いて回線容量を最大限に活用し、通信速度の低下を防ぐ。キャッシュレスのWAN高速化技術によって、従来のキャッシュ型WAN高速化製品では改善が難しい、初めてアクセスするデータの高速化も可能
クライアント環境Windows 7/8/8.1(RAPICOM seedの場合)
サーバ環境Windows Server 2008/2012(RAPICOM seedの場合)
発表日アプライアンスのRAPICOM V3.0シリーズが2014年1月27日、RAPICOM seedが2015年3月24日

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