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Barracuda Backup:仮想マシンも保護するバックアップ専用機、重複排除も活用

 バラクーダネットワークスジャパンの「Barracuda Backup」は、基本設定とバックアップジョブを設定するだけで運用を始められるバックアップアプライアンスである。障害時についても、ハードウェアとソフトウェアの切り分けが不要なため、問題の解決時間を削減できる。

 Barracuda Backupは、ローカル環境のバックアップサーバでバックアップを取得。さらにデータレプリケーション機能を使って、遠隔地にあるバックアップサーバにデータを転送することでバックアップを遠隔化、二重化する。

 システム構成に合わせて、「Box To Cloud」と「Box To Box」の2種類の導入方式を選択できる。Box To Cloudは、同社が運用するクラウドストレージを利用。Box To Boxは、2台のBarracuda Backupを使って、ローカルのバックアップ装置と遠隔地のバックアップ装置を仮想プライベートネットワーク(VPN)などのネットワークで接続する。

 重複排除機能を搭載することで、初回のフルバックアップ以降は、前回から追加、変化したブロックだけ転送するため、バックアップ処理の時間を短縮できる。重複排除は多段で実施し、例えば、バックアップ対象のファイルサーバAとBに同じデータがあった場合、送信元での重複排除に加えて、バックアップサーバでさらに重複排除をする仕組みとなっている。

 バックアップファイルは分割し、ブロック単位で暗号化して保存する。管理サーバや他のアプライアンスとのやり取りは、暗号化方式のAES 256ビットで保護する。管理アカウントはエンドユーザー名とパスワード認証のほかに、セキュアトークンに対応する。さらに、エンドユーザーごとにアクセス制御リスト(ACL)を設定できる。

 クラウドベースの管理機能を備え、ウェブブラウザを用いて、どこからでも状態を確認、操作できる。Box To Boxなどにより複数のバックアップ装置を運用している場合も、単一のユーザーインターフェースですべてのバックアップサーバを管理できる。

 ハイパーバイザ上のゲストマシンのバックアップにも対応し、仮想マシンがダウンした場合でもバックアップしたデータから復旧できる。物理環境から仮想環境(P2V)への変換機能を利用して、稼働中の物理サーバを仮想サーバにリストアできる。物理環境からの仮想化移行が容易になるほか、物理サーバから仮想インフラへのリカバリにより災害時の復旧時間が短縮する。

 Barracuda Backupは、サーバ、アプリケーション、仮想環境などのバックアップ対象を、追加料金不要で追加できる「ライセンスフリー」の価格体系を採用。Barracuda Backup 390以上のモデルを購入すると、機器の保存容量に応じて、クラウドストレージを1Tバイトまで、最大5年間無料で利用可能。

EMC ScaleIO
Barracuda Backupの筺体とウェブ管理画面(バラクーダネットワークス提供)
Barracuda Backupの概要
用途と機能容易かつ迅速にバックアップ環境を構築できるアプライアンス
特徴基本設定とバックアップジョブを設定するだけで運用を開始でき、トラブル時にハードウェアとソフトウェアの切り分けが不要になるため、問題の解決時間を削減できる
格納データ容量Barracuda Backup 190:500Gバイト、同290:1Tバイト、同1090:112Tバイト、など
税別価格Barracuda Backup 290:48万円、同390:80万5000円、など
導入企業ダッドウェイ、アンジェスMG、ウェルキャット、カナエ工業、エフエルシー、日本プラスト、日邦産業、キングレコード、エジソン、ネットブレインズ、古河電池、ヤマダコーポレーション、ソフトクリエイトホールディングス、中央物産、など

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